ゲンロン大森望SF創作講座とは

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この一年、ゲンロン大森望SF創作講座を受けてきて、2018年2月18日現在も受講中です。

この講座では、現役の著名な作家と編集者がゲストとして参加します。

毎月一回、ゲスト講師が課題を出します。これまでの講師は、東浩紀、長谷敏司、藤井太洋、円城塔、法月綸太郎、飛浩隆、山本弘、恩田陸。今後、新井素子、山田正紀、そしてもう一人最後の講師が参加されます(敬称略)。

講評会の一部は、ニコニコ生放送で視聴できます。#SF創作講座 のハッシュ タグでも情報が得られます。

課題に応える梗概(あらすじ)を提出して、選考されたうえで上位3人が実作を書きます。この梗概と実作の講評会がメインです。

実作には講評とともに点が付けられ、作品も得点もすべて公開されます。

私は8回中5回実作を書きました。(実作として選ばれない場合でも、自主的に実作を書いて提出することもできます。しかし、講評を受けられる保証はありません。)

(2018年2月18日の時点では)「Final Anchors」、「天駆せよ法勝寺」などこのブログで紹介している私の作品の多くは、基本的にこの講座で書いたものです。

実作の前に梗概をしっかり書く、というやり方は非常に役立ちました。梗概は、実作のいわば設計図です。

基本的には、梗概として選ばれ、その梗概に基づいた実作が、講座での得点の対象となります。

私は以前は短い作品ばかり書いていました。いきなり原稿用紙200枚書く、といったことに挑戦する前に身につけておきたい技術がいろいろあったからです。

短編のほうが長編より難しい、という説も一理あります。短編やショートショートを専門にする作家もいます。とはいえ、ショートショート、短編、中編、長編の順で、より長い作品に挑戦するのが一般的には適していると思います。

この一年は、生まれてこの方もっとも大量に作品を書きました(といってもプロからすると大した量ではないはずですが)。毎月課題を提出するのはなかなか疲れますが、読んでもらえると思うとやる気もわいてきます。

文学コンテストの最終候補に残る程度の実力がある人なら、迷わず受講すべきです。人気の講座なので、来年度の募集開始後に迷っていると、たぶん定員になってしまいます。

もちろん、どのレベルであっても、なにがしか得るものはあります。講評会で(運が良ければ懇親会でも)前記の作家や編集者に接する機会もなかなかないでしょうから。

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