私は20年以上Wordで文章を書いています。小説もWordです。Wordにはアウトライン機能を含め膨大な機能があるのですが、あまりに機能があるためにほとんどの機能が正しく活用されていません。ユーザーが多いぶん、Wordは…
タグ: 創作手法
文芸カフェ 第10回「個性的な文体の魅力」(2020-6-27)
概要 文芸カフェは、いわゆる哲学カフェと似ていますが、文学・芸術・映画・海外ドラマなどに含まれるテーマについて語りあう、月に一度の集まりです。クリエイターと読者・視聴者の両方が参加し、それぞれの立場から対話します。 今回…
小説を書こうとする人に5:SF創作講座2019と梗概
ゲンロンSF創作講座が一区切りつこうとしています。受講生のみなさん、コロナで大変な状況の中、お疲れさまでした。SF創作講座の受講生・元受講生が自主的に現受講生の作品にコメントするインターネット ラジオ「ダールグレン ラジ…
ゲンロン大森望SF創作講座とは
大森望ゲンロンSF創作講座では、毎回現役の著名な作家と編集者がゲストとして参加します。
小説を書こうとする人に4:梗概を書く(続き)、アイデアややる気が出ないときは
自分の言葉で論理的に書く 自分で定義も説明もできない言葉を雰囲気で使ってはいけません。著者名や他人の言葉を一切使わずに自分の言葉で説明できるように、言葉の意味を一つ一つよく考えて書くことをお勧めします。物語や論理のない、…
小説を書こうとする人に3:梗概から書き始めよう
梗概とは 作品を書くときは、800~1200字程度の梗概(あらすじ)から書くことをお勧めします。梗概は、これから書く話をまとめた設計図です。小説は「いきなり書き始める」という人もいるかもしれません。梗概なしでうまく書ける…
小説を書こうとする人に2:アイデアを出そう
「どこからアイデアを得るのか」 これは最もよく訊かれる質問です。 「すべて」というのが私の答えです。 道を歩いているとき、眠っているとき、列車に乗っているとき、風呂に入っているとき、人と話しているなど、思いついたアイデア…
小説を書こうとする人に1:創作仲間を見つける
ベテラン小説家としてではなく、一創作者として、小説を書こうとする人へのアドバイスです。ようやく売り物として出せるお話ができるという時点で、貴様はなにを偉そうに書いているのだ、と思われるかもしれません。でもそういうタイミン…
オーディオブックを聴こう
ここ数年、読書の9割は朗読、つまりオーディオブックでしています。創作の重要なインスピレーションの一つになっています。また特定作品の取材・勉強として聴くこともあります。 オーディオブックは、買い物に行く時、町中を徒歩で移動…
一行改行の試み
以前、私は一文改行には懐疑的でした。ライトノベルでよくあるように(そしてここでもしているように)だいたい一文ごとに改行する方法です。
ただ、SF創作講座の公開作品でウェブに載せることが多くなると、スマホで読みやすくすることを無視できなくなりました。