「天駆せよ法勝寺」用語集

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拙作「天駆せよ法勝寺」で使用されている用語の解説です(第一章お試し版電子書籍購入はこちらから)。佛理学的観点に基づく用語は、この世界の仏教用語とは意味が異なることがありますのでご注意ください。今後、適宜追加されます。

星寺せいじ――中有の航行能力を備えた寺。飛塔とその他の飛翔体を含む。

飛塔――星寺の中心的飛翔体。

相輪――佛塔の先端の装飾。日本の佛塔では大型のものが多い。

四万六千日――寺での縁日で、この日に参拝すると四万六千日分の功徳が得られるという。七月九・十日ころに開かれる浅草寺のものが有名でほおずき市として知られる。なお浅草寺にも五重塔がある。

心柱しんばしら――五重塔の中心にある柱。耐震構造との関係はいまだに解明されていない。

五重塔――佛塔の一種。法隆寺のものは日本最古。

屋帆おくはん――飛塔の一部で、屋根に似た構造物。地上では屋根の役も果たす。

佛理学ぶつりがく――ほとけことわりを極める学問。

中有ちゅうう――佛理学における宇宙空間。古典的エーテルに似て、真空とは異なる佛理的特性を持つ。

天駆――星寺の飛行。

中有天駆――時空を超越する航行法。距離にかかわらず四十九日でいかなる星にも到達する。

法壁――祈念により発生する防御壁。中有の影響から宇宙僧を保護する。

佛質ぶっしつ――宇宙を構成するもの。

佛性ぶっしょう――佛質が持つ佛的性質。

佛精――佛質から転換されたエネルギー。

合力ごうりき供養――力を合わせて行う供養。

祈念炉――合力ごうりき供養を長期間受けて飛塔の推力に転換する炉。第一宇宙速度(円軌道速度)到達に必要。

不空羂索ふくうけんさく――絶対に切れない巨大な縄。祈念炉が臨界に達し、飛塔が発進するまで地上に固定する。

蓮台れんだい――蓮の花の形をした仏像の台座。

閻浮提えんぶだい――いわゆる地球。

六勝寺ろくしょうじ――六山の星寺。法勝寺、延勝寺、円勝寺、成勝寺、尊勝寺、最勝寺。法勝寺を筆頭とする。

伽藍がらん――寺院の主要建築群(誤解しがちなので注意)。

転法輪てんぽうりん――(本作では)飛塔の駆動機関の一部。飛塔周囲を回転する環状の構造。推進力と推進方向を制御する。

佛理佛ぶつりぶつ――論理佛に対して、佛理的に顕現した佛。

刹那せつな――極めて短い時間。

言語道断ごんごどうだん――言葉にできないほどすばらしい、またはおぞましいこと。

摩訶不思議まかふしぎ――非常に不思議なこと。摩訶とは梵語mahāから来ており、「大きな」、「偉大な」などの意味。マヒンドラ(偉大なるインドラ)、マハトマ(偉大なる魂)・ガンジーなどの語にも含まれる。

方便――衆生を正しい方向に導くための手段。

断末魔――死。「末魔」という部分が体内にあり、それが破壊されると死ぬと考えられていたことから。

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