SFプロトタイピングで使われる物語には、基本的に触媒物語と地続き物語の2種類があると私(八島游舷)は考えています。この2種類の物語は、以下に示すそれぞれ別の手法で使われます。以下の2つの手法は、それぞれ長所短所があり、ど…
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物語・言葉・想像力―なぜSFプロトタイピングなのか
わくわくさせる物語の力 SFプロトタイピングが他の創作手法と異なる点は、まずSFそのものがわくわくする物語であるということです。単に未来を予測するだけでなく、「世界がこうなったら面白い」という好奇心が想像力をかき立てます…
SFプロトタイピングで大切な3つのO(オー)
私は、SFプロトタイピングでは3つのO(オー)が大切だと考えています。 Open mind――多様性を受け入れる SFは多様性を擁護する文学ジャンルです。SFでは、「今、ここ」で生きる我々とは違う存在についてよく考えます…
まずは映像でSFに慣れる【#SFプロトタイピング】
SFはとっつきにくい? SFプロトタイピングに参加する人が必ずしも「SF小説」を読んでいるわけではありません。『マトリックス』や『インターステラー』などの SF映画は観たことがあるが、SF小説は読んだことがない、という人…
講座・SFプロトタイピング 入門(AEON・KDDI主催)
Liberary(旧:リベラルアーツ プログラム for Business)(AEON・KDDI主催)で2023年1月から講師を務め、3月1日からも同一内容で開講しました。 「SFプロトタイピング 入門 想像を超えるアイ…
佛壇の日記念・「天駆せよ法勝寺」(短編版)が無償公開・「応信せよ尊勝寺」(『天駆せよ法勝寺[長編版]』序章)に向けて
10月27日は佛壇の日です(というより毎月27日ですが)。 これを記念して「天駆せよ法勝寺」の原点である「短編版」が東京創元社で期間限定にて無償公開されました。九重塔が宇宙僧と衆生の願いをのせて今、漆黒の中有を翔破する!…
ゾフィー上田航平さんにTBSラジオで「Final Anchors」を取り上げていただきました
ゾフィー上田航平さんにTBSラジオで「Final Anchors」を取り上げていただきました(2022年10月15日)。↑こちらから収録の様子を含めて視聴できます。 伴名練編『新しい世界を生きるための14のSF』収録作か…
「応信せよ尊勝寺」(『天駆せよ法勝寺[長編版]』序章)
「この世に佛などおらぬ」 「天駆せよ法勝寺[長編版]序章――応信せよ尊勝寺」 あの「天駆せよ法勝寺」がついに長編化! 「応信せよ尊勝寺」(『天駆せよ法勝寺[長編版]』序章)が『Genesis-この光が落ちないように-創元…
「天駆せよ法勝寺 for PrayStation VR3、ただしメタバース死にゲー」(『WIRED』 VOL.46に寄稿)
『WIRED』 VOL.46「GAMING THE MULTIVERSE 拡張するゲームと世界」に短編「天駆せよ法勝寺 for PrayStation VR3、ただしメタバース死にゲー」を寄稿しました。2022年9月14…
【新刊】伴名練編『新しい世界を生きるための14のSF』(早川書房)に拙作「Final Anchors」が収録
伴名練編『新しい世界を生きるための14のSF』(早川書房)に拙作「Final Anchors」が収録されています(2022/6/22出版)。自動運転とAI法廷の未来を描いています。本書に収録されているのは加筆修正した最新…