私が卒業した筑波大学の比較文化学類が合併され消滅すると聞きました。現時点では情報不足のため(あるいは情報が十分に公開されていない)、現状に至る経緯を私は正確に把握できていません。どう考えるべきかまだ分かりませんが、根底に…
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ポスト万博としての未来実験都市
今回の万博の経済効果、安全性などの問題とは別に、万博というイベントの限界として、インターネットの(また限定的だがメタバースの)台頭、半年という時間制限、持続可能性という点などがある。万博実施者はインターネットを積極的に取…
万博とSF――万博に行って考えたこと
大阪・関西万博についてはIR開発との関連、費用と税負担、安全性など様々な意見がある。だが70年万博では小松左京らが太陽の塔の地下展示に関わったということもあるし、SFプロトタイピングにかかわる作家として、未来をどこまでど…
中高でのSF授業(トモノカイ様を介して)
株式会社トモノカイ様を介して中高でのSF授業を実施しています。ワクワク感を生む「何か」を、自分たちの言葉で具体的に語ることを目指します。 これまで以下の学校で実施しました。 企業向けのSFプロトタイピングと似た点もありま…
第12回日経「星新一賞」にて「スマート箱男」が一般部門優秀賞(HEBEL HAUS賞)を受賞
拙作「スマート箱男」が第12回日経「星新一賞」にて一般部門優秀賞(HEBEL HAUS賞)を受賞しました。受賞作「スマート箱男」は全文をお読みいただけます(hontoの電子書籍でも無料で読めます。hontoへの登録やアプ…
【動画】未来を創る: SFプロトタイピングとスタートアップの挑戦
「未来を創る: SFプロトタイピングとスタートアップの挑戦」がGLOBIS学び放題×知見録で公開されています。2024年6月9日にグロービス経営大学院 東京校で行われたG1ベンチャー2024 第4部分科会Sの録画です。 …
現代アートとSFの接点――想像という行為
私は、現代アートとSFには通じるところがあると常々考えています。未来を志向したアート作品は数多くあり、その表現方法も様々です。ただ、私は単に「未来的である」というだけでなく、現代アートとSFは、未来や非日常を想像させると…
第10回G1ベンチャー「SFプロトタイピングとスタートアップの社会実装」に登壇
第10回G1ベンチャーにお招きいただき「SFプロトタイピングとスタートアップの社会実装」というセッションに登壇しました。 人口流れ星を作る会社ALEのCEO岡島礼奈様にモデレートいただき、『WIRED』日本版 エディター…
「テラリフォーミング」(『地球へのSF』所収)
デンソー 先端技術研究所様で実施したSFプロトタイピングの地続き物語として執筆した「テラリフォーミング」が、2024年に早川書房から刊行された日本SF作家クラブ編のアンソロジー、『地球へのSF』に収録されています。 原案…
SDQs(QunaSys様)(SFプロトタイピング事例)
2023年にSDQs様でSFプロトタイピングを実施させていただきました。SDQsは、QunaSys様が行われている「量子技術が貢献できる可能性のある持続可能な開発目標」です。SDGsで量子コンピューターとその関連技術をど…