「未来的人文学」と筑波大学比較文化学類

私が卒業した筑波大学の比較文化学類が合併され消滅すると聞きました。現時点では情報不足のため(あるいは情報が十分に公開されていない)、現状に至る経緯を私は正確に把握できていません。どう考えるべきかまだ分かりませんが、根底に…

ポスト万博としての未来実験都市

今回の万博の経済効果、安全性などの問題とは別に、万博というイベントの限界として、インターネットの(また限定的だがメタバースの)台頭、半年という時間制限、持続可能性という点などがある。万博実施者はインターネットを積極的に取…

万博とSF――万博に行って考えたこと

大阪・関西万博についてはIR開発との関連、費用と税負担、安全性など様々な意見がある。だが70年万博では小松左京らが太陽の塔の地下展示に関わったということもあるし、SFプロトタイピングにかかわる作家として、未来をどこまでど…

中高でのSF授業(トモノカイ様を介して)

株式会社トモノカイ様を介して中高でのSF授業を実施しています。ワクワク感を生む「何か」を、自分たちの言葉で具体的に語ることを目指します。 これまで以下の学校で実施しました。 企業向けのSFプロトタイピングと似た点もありま…

現代アートとSFの接点――想像という行為

私は、現代アートとSFには通じるところがあると常々考えています。未来を志向したアート作品は数多くあり、その表現方法も様々です。ただ、私は単に「未来的である」というだけでなく、現代アートとSFは、未来や非日常を想像させると…