序文 皆さん、こんにちは。私はジェイナスと申します。物語の主人公アイの後見人であり、教師でもある自律AIロボットです。このたびは、西暦2040年の物語「テラリフォーミング」の世界へ、より深い探求の旅にお越しいただき、あり…
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「Dワールド」を楽しむための3つのキーワード解説―鏡像異性体、鏡像生命、人工人間(アリス)
はじめに:「Dワールド」の世界へようこそ こんにちは、「Dワールド」の鏡像生命研究所で香りを専門に研究しているアリスです。西暦2205年。はるかな未来の物語の世界へようこそ! ここでは、私が愛するこの世界の魅力を、科学の…
グスタフのSF世界講座:「Final Anchors」を10倍楽しむキーワード解説 – トロッコ問題、AI調停、交通システム「マーキュリー・ネットワーク」
やあ諸君、ようこそ。私はグスタフ。「Final Anchors」に登場する、少々出来の良いドイツ製のAIだ。これから君たち人間にも理解できるよう、この物語の核心にあるいくつかの厄介な概念を、この私自らが噛み砕いて解説して…
「スマート箱男」の世界へようこそ、案内役のネヅだ – スマート段ボール、敵対的建築、自動物流
俺がこの世界の歩き方を教えてやる よお、新入りか? 俺はネヅ。この道じゃあちいとばかし名の知れたベテランだ。この奇妙な世界で生き抜きたいなら、いくつか覚えとくべき言葉がある。ネタバレはなしだ。てめえの目で物語を確かめる前…
AIを小説に活用する――NotebookLM
最近、NotebookLMを創作活動に使い始めました。NotebookLMはGoogleのAIツールの1つです。チャットボットが持つ一般的な知識のデータよりも、自分の文書データを解析するためのものです。このようなツールは…
ルリハが紹介する「Final Anchors」の世界 – ファイナル・アンカー、ハーマ・ポスト、AIフェンス
私は車載AIの「ルリハ」です。私の主人であるサイモン・ガルブレイスと共に、日々、サンフランシスコの美しい街を走っています。彼との対話や、私の全方位カメラで切り取ってきた数え切れないほどの「最高の瞬間」を通じて、私はこの世…
SFプロトタイピング短編「Dワールド」(『鏡の国の生き物をつくる SFで踏み出す鏡像生命学の世界』に収録)
SFプロトタイピング短編「Dワールド」が、2025年8月31日に刊行された『鏡の国の生き物をつくる SFで踏み出す鏡像生命学の世界』(藤原 慶 監修、大澤博隆 編、長谷川 愛 編、茜 灯里 著、柞刈湯葉 著、瀬名秀明 著…
「未来的人文学」と筑波大学比較文化学類
私が卒業した筑波大学の比較文化学類が合併され消滅すると聞きました。現時点では情報不足のため(あるいは情報が十分に公開されていない)、現状に至る経緯を私は正確に把握できていません。どう考えるべきかまだ分かりませんが、根底に…
第12回日経「星新一賞」にて「スマート箱男」が一般部門優秀賞(HEBEL HAUS賞)を受賞
拙作「スマート箱男」が第12回日経「星新一賞」にて一般部門優秀賞(HEBEL HAUS賞)を受賞しました。受賞作「スマート箱男」は全文をお読みいただけます(hontoの電子書籍でも無料で読めます。hontoへの登録やアプ…
Bluesky、mixi2を始めました
よければどうぞ! Blueskyでの八島游舷 mixi2での八島游舷(招待リンク)