どのソフトで小説を書くか

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私は20年以上Wordで文章を書いています。小説もWordです。Wordにはアウトライン機能を含め膨大な機能があるのですが、あまりに機能があるためにほとんどの機能が正しく活用されていません。ユーザーが多いぶん、Wordは最も誤解されているソフトの一つです。仕事で文章を書く人も、びっくりするくらいWordについてなにも知っていないことがあります。Wordで重要なのは表記統一などの校正支援、コメント、変更履歴機能などです。特にコメントと変更履歴は複数の人間が文書を共有するときに役立ちますが、関係者全員が正しい活用法を知らないと真価を発揮できません。

参考情報:電子校正(Word校正)のススメ

Wordのコメント機能では、字数カウントに影響せずに自分用の覚書もできますし、またテキスト・エディターと違って、特定個所をハイライトしておくこともできます。

特にマクロを活用できるようになるとやりたいことはほとんどできるようになります。

Wordには何年たっても治らない不満点やバグもあります。しかし他の文章作成ソフトよりはましです。

Googleドキュメントは共有の点では便利ですが、2021年8月時点でいまだに縦書きすらできず、ルビも使えません。

一太郎を使うこともありますが、執筆の最終段階で、正確な原稿用紙換算カウント、高品質の音声合成読み上げ、(一太郎の)文章校正機能を使うときなどです。

なおメモを取るときやアイデアを練るときはWordではなくOneNoteを使います。

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