ここ数年、読書の9割は朗読、つまりオーディオブックでしています。創作の重要なインスピレーションの一つになっています。また特定作品の取材・勉強として聴くこともあります。
オーディオブックは、買い物に行く時、町中を徒歩で移動する時などに聴きます。電車の中では録画したテレビ番組を見ることタブレットで見ることが多いので。ただ、歩きながらオーディオブックを聴くのは危険なので、自己責任でどうぞ。
英語で書かれた本は英語で聴きます。フランス語の本はフランス語で聴きますが、私にはちょっとハードルが高く、理解度はかなり下がります。もちろん日本語のオーディオブックもあります。老舗のAudible.co.jpのほかに、最近ではGoogle Playもオーディオブックを始めました。しかし前者に比べると後者の品ぞろえはまだまだです。
今聴いているオーディオブックはCarl Saganの”Cosmos”。かなり前の本ですが、宇宙の成り立ちと、それを人がどのように見出してきたかをざっくり説明する古典的名著です。内容は専門的というより一般向けですが、それでも専門用語が多く、文学的な表現・語彙があります。センスが良く、説明のしかたがうまい。ものごとをドラマティックかつ魅力的に説明できるのは才能ですね。