
第63回日本SF大会かまこんで企画登壇します(学生は無料でも参加可能)。仮の題は「筑波大でSFプロトタイピング講義したら」。
筑波大学比較文化学類で、社会実装を目指しSFの読み方、書き方を学び議論し実践する十回の講義案です。SFとAI・倫理・宗教・ユートピア・ディストピア、SFの構造と構築などを扱います。文学・人文学の手法を社会実装につなげる「応用文学」、「応用人文学」という方法を考えていきたい。
現時点で筑波大学比較文化学類で講義することが確定しているわけではありません。あくまでこのような講義ができた場合の私案です。また日本SF大会では講義そのものを行うわけではなく、内容紹介となります。
学生は、卒業論文として小説を執筆する、また日経「星新一賞」応募を目指すこともできます。
本講義はディスカッションを含めてすべてを英語で実施することも可能です。
第1回 SFとは何か:SFの定義、影響、多様なサブジャンル
第2回 SFの読み方:SFと倫理、SFと哲学、SFと宗教
第3回 SFを読む:ディスカッション
第4回 SFの書き方:アイデア発想法、物語の構造と構築、「もしも」の問いかけ
第5回 SFを書く1:アイデアおよびログラインからプロットまで
第6回 発表、講評、ディスカッション1
第7回 生成AIの活用:調査、画像生成
第8回 SFを書く2:プロットから詳細プロットへ
第9回 発表、講評、ディスカッション2
第10回 総評