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文芸カフェ 第13回「都市伝説と現代の『遠野物語』、怪異の構造と発生」(2020-09-12)
2020-09-12 @ 15:30 - 18:30 JST
Free概要
文芸カフェは、いわゆる哲学カフェと似ていますが、文学・芸術・映画・海外ドラマなどに含まれるテーマについて語りあう、月に一度の集まりです。クリエイターと読者・視聴者の両方が参加し、それぞれの立場から対話します。
今回のお題
不思議な話、異界、暗闇、怪異、肝試し、百物語……我々はそういったものを恐れ、一方では強く惹きつけられます。
『遠野物語』は、岩手県遠野地方で語られた古今の不思議な話を柳田国男がまとめた本です。河童や座敷童など昔の話ばかりでなく、「少し前」の話もかなりあります。なお、怪異は、山に囲まれた農村だけでなく、都市伝説としても発生します。
また怖い話には、単なる怖さ以上のものがあるはずです。筑波大学には半ば事実に基づく奇妙な伝説が伝わっています。梶尾真治『黄泉がえり』のように「泣ける怖い話」というものもあります。
今回の文芸カフェでは、昔と今、農村と都会の怪異の物語が、小説、映画、マンガなどでどのように扱われてきたかを話し合います。奇譚・怪異譚にはどのような効能があるのか、恐怖と怪異の構造を探ります。
できれば柳田国男『遠野物語』を事前に読むことをお勧めします。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001566/card52504.html
その他の参考資料:マンガ『青野くんに触りたいから死にたい』
小説・映画『黄泉がえり』
今回は前回に続いてオンラインでの実施です。特に紹介したい作品がある人は現物(紙の本の場合)、あるいは画像や動画のリンクをご用意ください。
参加資格
予備知識は不要で、どなたでも参加できます! 学生も歓迎。SFや科学知識に詳しくなくても発言者が説明するのでだいじょうぶです。必要なのは好奇心だけ。
基本ルール
文芸カフェでは国際バカロレア資格の「知の理論」科目も参考にしています。 グループとして合意に達する必要はありません。
文芸カフェでは、以下のルールを採用します。
- 異なる意見を尊重する。自分の考えを主張するだけでなく、他の人の意見から気づきを得ることが重要です。
- 自分の考えを自分の言葉で説明する。他人の引用だけでなく、自分がどう考えたかを説明しましょう。
- 参加者全員が理解できる、分かりやすい言葉で説明する。専門的な概念を使いたいときは必ず説明しましょう。
今後の予定
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