八島游舷/Yashima Yugen https://YashimaYugen.com The long road to Hollywood Thu, 17 Sep 2020 06:06:46 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.5.1 https://i0.wp.com/YashimaYugen.com/wp/wp-content/uploads/cropped-yashima-yugen-logo-circle.png?fit=32%2C32&ssl=1 八島游舷/Yashima Yugen https://YashimaYugen.com 32 32 文芸カフェ 第14回「文化盗用と文化活用」(2020-10-17) https://YashimaYugen.com/events/lit-art-cafe/lac14-202010/ https://YashimaYugen.com/events/lit-art-cafe/lac14-202010/#respond Thu, 17 Sep 2020 05:51:01 +0000 https://YashimaYugen.com/?p=1892 カレンダー アプリに予定を追加する場合は、ここをクリックした先のページで「+ Google カレンダー + iCal エクスポート」を選択してください。

]]>
https://YashimaYugen.com/events/lit-art-cafe/lac14-202010/feed/ 0
【新作短編】「アート・テロリスト」 https://YashimaYugen.com/works/art-terror1/ https://YashimaYugen.com/works/art-terror1/#respond Thu, 17 Sep 2020 02:55:57 +0000 https://YashimaYugen.com/?p=1880 続きを読む]]> 新作短編「アート・テロリスト」が『小説すばる』2020年10月号(9/17発売)に掲載されました。

ネットに画像があふれ、ストリート・アートが競売にかけられる現代にアートはまだ成立するのか? 謎の男コウサキは、岡本太郎の壁画明日の神話を破壊することを誓い、警察の構造的弱点を突いて計画を進める。一方、捜査二課の浦辺はコウサキを高度知能犯と認定し、彼の計画を阻止しようとする。破壊行為は、芸術に対する冒涜か、すべての芸術に対する愛か、究極の芸術なのか。

アートをテーマにした作品は、本作が初となります。

問いかける小説をお楽しみください。

お試し版はこちらから

アート・ナビゲーターである私とアートのかかわりについての記事「『アート・テロリスト』―言語概念芸術としての小説」を美術検定ブログに寄稿しました。こちらも併せてどうぞ!

]]>
https://YashimaYugen.com/works/art-terror1/feed/ 0
京都SFフェスティバル(京フェス)2020「世界に向けて書くために――WorldCon、SFS、文芸カフェ、英語学習記事」(2020-09-19) https://YashimaYugen.com/events/lit-art-cafe/%e4%ba%ac%e9%83%bdsf%e3%83%95%e3%82%a7%e3%82%b9%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%90%e3%83%ab%ef%bc%88%e4%ba%ac%e3%83%95%e3%82%a7%e3%82%b9%ef%bc%892020%e3%80%8c%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ab%e5%90%91%e3%81%91/ https://YashimaYugen.com/events/lit-art-cafe/%e4%ba%ac%e9%83%bdsf%e3%83%95%e3%82%a7%e3%82%b9%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%90%e3%83%ab%ef%bc%88%e4%ba%ac%e3%83%95%e3%82%a7%e3%82%b9%ef%bc%892020%e3%80%8c%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ab%e5%90%91%e3%81%91/#respond Fri, 11 Sep 2020 02:54:17 +0000 https://YashimaYugen.com/?p=1875 カレンダー アプリに予定を追加する場合は、ここをクリックしてください。

]]>
https://YashimaYugen.com/events/lit-art-cafe/%e4%ba%ac%e9%83%bdsf%e3%83%95%e3%82%a7%e3%82%b9%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%90%e3%83%ab%ef%bc%88%e4%ba%ac%e3%83%95%e3%82%a7%e3%82%b9%ef%bc%892020%e3%80%8c%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ab%e5%90%91%e3%81%91/feed/ 0
【寄稿】「アート・テロリスト」―言語概念芸術としての小説 https://YashimaYugen.com/works/essays/%e3%80%90%e5%af%84%e7%a8%bf%e3%80%91%e3%80%8c%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%bb%e3%83%86%e3%83%ad%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%88%e3%80%8d%e2%80%95%e8%a8%80%e8%aa%9e%e6%a6%82%e5%bf%b5%e8%8a%b8%e8%a1%93/ https://YashimaYugen.com/works/essays/%e3%80%90%e5%af%84%e7%a8%bf%e3%80%91%e3%80%8c%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%bb%e3%83%86%e3%83%ad%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%88%e3%80%8d%e2%80%95%e8%a8%80%e8%aa%9e%e6%a6%82%e5%bf%b5%e8%8a%b8%e8%a1%93/#respond Thu, 10 Sep 2020 05:44:14 +0000 https://YashimaYugen.com/?p=1867 続きを読む]]> 新作短編「アート・テロリスト」が『小説すばる』2020年10月号(9/17発売)に掲載されます。これに先立ち、アート・ナビゲーターである私とアートのかかわりについての記事を美術検定ブログに寄稿しました

ネットに画像があふれ、ストリート・アートが競売にかけられる現代にアートはまだ成立するのか? 謎の男コウサキは、岡本太郎の壁画明日の神話を破壊することを誓い、警察の構造的弱点を突いて計画を進める。一方、警察はコウサキを高度知能犯と認定し、彼の計画を阻止しようとする。破壊行為は、芸術に対する冒涜か、すべての芸術に対する愛か、究極の芸術なのか。

アートをテーマにした作品は、本作が初となります。

SFとアートの関係は?

言語概念芸術とは?

引き算のアートとは?

問いかける小説をお楽しみください。

]]>
https://YashimaYugen.com/works/essays/%e3%80%90%e5%af%84%e7%a8%bf%e3%80%91%e3%80%8c%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%bb%e3%83%86%e3%83%ad%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%88%e3%80%8d%e2%80%95%e8%a8%80%e8%aa%9e%e6%a6%82%e5%bf%b5%e8%8a%b8%e8%a1%93/feed/ 0
LINE公式アカウントを開設しました https://YashimaYugen.com/news/line-acc/ https://YashimaYugen.com/news/line-acc/#respond Thu, 10 Sep 2020 05:22:16 +0000 https://YashimaYugen.com/?p=1850 八島游舷のLINE公式アカウントを開設しました。以下のQRコード、またはボタンから追加できます。

友だち追加

またはLINE ID @977nqueaを検索して追加してみてください!

]]>
https://YashimaYugen.com/news/line-acc/feed/ 0
文芸カフェ 第13回「都市伝説と現代の『遠野物語』、怪異の構造と発生」(2020-09-12) https://YashimaYugen.com/events/lit-art-cafe/lac13-202009/ https://YashimaYugen.com/events/lit-art-cafe/lac13-202009/#respond Tue, 18 Aug 2020 01:33:48 +0000 https://YashimaYugen.com/?p=1809 カレンダー アプリに予定を追加する場合は、ここをクリックしてください。(2020-09-11 11:39 リンクの誤りを修正しました

]]>
https://YashimaYugen.com/events/lit-art-cafe/lac13-202009/feed/ 0
新人作家がいきなりワールドコンに参加してみた4・「トールキン」「日本におけるSFと技術の交差」など https://YashimaYugen.com/events/international/cnz4/ https://YashimaYugen.com/events/international/cnz4/#respond Mon, 03 Aug 2020 10:40:39 +0000 https://YashimaYugen.com/?p=1786 続きを読む]]> 「心に残る地形―物語に影響した景観」から続く

8/1。

今日は残りのパネル・ディスカッション2つに登壇しパーティーに参加した。4日目だが私にとってはほぼ最終日だ。

「トールキン以前と以後―エピック・ファンタジー」

  • “Before and After Tolkien: Epic Fantasy”
    「トールキン以前と以後―エピック・ファンタジー」

時差の確認を怠って午前6時開始のパネル・ディスカッション登壇を承諾してしまった。まあ関心のあるテーマだからよかったが。

どういうことを話したいかはあらかじめまとめておいた。トールキンの構築した世界は広く深いので、すべてアドリブというわけにはいかない。パネル・ディスカッションなので他のパネリストのやり取りも当然ある。進行に配慮しつつ言いたいことを適切なタイミングで話す。聴衆のチャットでの反応を見ていると、やはり英語圏読者はまだトールキン、あるいは「剣と魔法」的ファンタジーを求めているという印象もある。同時に、作家の立場からは、トールキンの偉大さを認識しつつもその限界を認識し、トールキン以後の方向性を模索したいという声も多い。日本の異世界転生系ライト・ノベルまたはなろう小説ではここら辺の問題意識はどうなっているのか。イスラーフィール『淡海乃海 水面が揺れるとき』では戦国時代に真っ向から取り組んでいるが。

だがアジアのように文化的基盤が異なるのでなければトールキンに似てしまう。ケン・リュウのシルクパンクがどれほど認知されているか聴衆に確認してみたかったところだ。

セッションでは、『指輪物語』などトールキン作品と仏教的概念との類似性について指摘した。エルフが不死に近い存在でありながら種族としては人間に取って代わられる無常、ヴァリノールと浄土、ラダガスト、鷲、エントらにみられる自然との親和性、そして指輪の破壊という欲望の超克。これらについては次回の文芸カフェ「仏教と今・仏教と未来」でも扱う。

比較的信者が多くアクティブな多神教といえばヒンドゥー教と神道だろう。キリスト教圏でのファンタジーが、むしろ非キリスト教的であるのは興味深い。ファンタジーは、非日常と周縁を扱うからだろうが。

「日本におけるSFと技術の交差」

  • “Intersection of Science Fiction and Technology in Japan”
    「日本におけるSFと技術の交差」

これは、YouTubeチャンネルSFS (Sugoi Fushigi Show)のメンバー、筑波大学の大澤博隆さん @hiroosa、同じく筑波大学の宮本道人さん @dohjinia、橋本輝幸さん @biotit、私によるパネル・ディスカッションである(実際には、異質な背景のパネリストで構成するパネル・ディスカッションとは少し違うが)。

アニメや漫画などは海外でも日本の作品が浸透しておりファンは多い。今回の参加者やプログラムからもそれを実感した(ちなみにカルロス・ベルムト監督『マジカル・ガール』では、病気の少女が魔法少女アニメにはまったことが事件のきっかけになる)。だが文学となるとやはりハードルが上がり、一部の著名作家しか知られていない。日本とその周辺のSF作家、作品を英語で紹介するのがSFSの目的である。

本セッションでは、日経「星新一賞」とSTEM教育とのつながりから始まって、大澤さんと宮本さんには、AIがどうSFと絡むかについても紹介していただいた。また作家にとって発表媒体が少ないことの問題、国外市場にどのように広めていこうとしているかについて触れた。このセッションは、SFSでも動画として公開する予定である。英語の日本語字幕は少し遅れるかもしれない。

ヒューゴー賞、引力賞、Japan Party

ヒューゴー賞の授賞式でジョージ・R・R・マーティンの映像を始めて見た。茶目っ気のあるじいさんだ。音声の乱れが頻発してファンキーな感じになっていた。

引力賞授賞式も視聴した。引力賞は中国でのヒューゴー賞となることを目指している。中国人参加者は英語がうまい人が多い。特に発音がいい。贈呈者に藤井太洋さんや欧米人を招くのはいいアイデアだ。外へ外へということを意識してこそ、成長できる。

Japan Partyは、日本関係者と日本人が主に来ていた。裏方ボランティアのみなさんの苦労話を伺った。巨大イカがいる3Dの仮想ホールは藤井太洋さんらの労作である。日本語で話せてほっとしている方々の空気を読まずに、トールキン以前・以後のパネルで一緒になったフィリピン人女性作家Vida Cruzに声をかけて呼んだ。妖怪、百物語、『新世界より』などについて話し、結果的にはほのぼのとした異文化交流ができたのではないだろうか。護符としてのアマビエが「キャラ」としても浸透する日本では、ファンタジーは日常に息づいている。

Japan Partyとは別に、日本語や中国語など英語以外の人のルーム(Discordでの「チャンネル」)を設けると、英語が苦手な方にとって情報交換しやすく、利便性がよくなると感じた。

まとめ

初めてのワールドコン参加ではいろいろと学ぶ点があった。関係者の皆さん、ありがとうございました、そしてお疲れさま。

WorldConでは、ヒューゴー賞の受賞者を見ても「英語圏の賞」という印象を改めて感じた。女性や非白人の受賞は今回もあった。だが、これまで(アーティストを除き)日本人作家が取り上げられにくかったのが言語・文化圏の違いであることを改めて実感した。4810名いた参加者の「出身国」は上位5位を英語圏国が占め、全体の9割。WorldConというよりはEngConだよなあ。ここら辺の事情に詳しい人はいそうだが。英語は有力な言語だし、英語圏作家がSFで中心なのは分かる。ヒューゴー賞に翻訳小説部門の新設が提案されたが実現しなかったそうな。

ちなみに日本からの参加は49名。また作家の力関係の差、特にプロとアマの差が、あるときは目につき、あるときはあいまいになるということも見た。

全体的に、あれ、なんか俺あまりしゃべってねーな。遠慮しちまったかな。話足りねえな!という感じはある。そういえばCoNZealandでは、講演という形式はほとんどなかったようだ。

いずれ機会があればまたもろもろのことについてじっくり語りたい。

ブログ記事の更新通知を希望する方はメルマガ購読をどうぞ

]]>
https://YashimaYugen.com/events/international/cnz4/feed/ 0
新人作家がいきなりワールドコンに参加してみた3・「心に残る地形―物語に影響した景観」など https://YashimaYugen.com/events/international/cnz3/ https://YashimaYugen.com/events/international/cnz3/#respond Fri, 31 Jul 2020 09:54:41 +0000 https://YashimaYugen.com/?p=1771 続きを読む]]> 「拙作の朗読」から続く

7/30。

藤井太洋さんとEli K.P. Williamの朗読会に参加した。前者では未公開の話を伺えた。後者では彼の作品と仏教的地獄との関連について聞いた。EliさんはSF作家で、平野啓一郎の英訳もしている。

7/31。

“Terrain of the Heart: Landscapes that Influence Story”
「心に残る地形―物語に影響した景観」

に登壇した。CoNZealandで最初に登壇するパネル ディスカッション。日本時間9時開始なのでカフェイン補給が必須。朝飯を食べていてZoomに参加するのがギリギリになってしまった。パネリストを含めて96名程度が参加した。

ニュージーランドと植民地時代の話題、マオリの地名の話が出たので、『ゴールデンカムイ』を手掛かりに北海道のアイヌ地名について触れた。また『日本沈没』に言及した。Netflixでのアニメ化もあったのでタイムリーか。トールキンの「中つ国」と中華思想、そして「倫理地理学」について。トールキンでは「東が悪で西が善」という構図になる。西にヴァラールの大陸アマンがあるという構図は、浄土信仰を連想させる。ニュージーランドやオーストラリアなど南半球の国は、「一般的な地図」では下になる。地図の心理的効果は作品にも様々な影響を及ぼす。

パネリストDr Russell Kirkpatrickはニュージーランドでの『ロード・オブ・ザ・リング』の映画撮影で、マオリが主にオークなど悪役として扱われたことを非難した。

現代においては人工的な地形を無視できない。タワー マンションは宇宙船のように閉じた自律環境だろう。ポスト・コロナ時代には、「都市」の概念も見直す必要があるだろう。より広い間隔を維持した生活空間の設計が必要になる。

日本がかつて「木の文明」であったこと、湿潤気候により木造建築が主流であったこと、西欧の「鉄の文明」がそれを変えて近代となったことについても触れたかった。準備した内容をすべて話せたわけではないがまあまあかな。モデレーター入れて4人で50分ならあっというま。モデレーターもしばしば作家なので語りたいことがあるんだよな。

他に”Writers on Writing: The Plot’s the Thing”(作家が文章について語る―プロットの重要性)を聴講した。プロットをどこまで書くかは作家にとって重要な問題。参加者には様々なレベルの作家がいる。執筆ツールScrivenerについて言及があった。まあ私はOneNoteで間に合っている。

“Magic Systems in Fantasy”(ファンタジーでの魔法体系)も面白かった。このパネルで佛理学を紹介したかったところだ。

SFよりファンタジー寄りのパネル ディスカッションに登壇することになったが、これはむしろ私の関心に近かった。トールキン、ル・グゥインなどの名前は今でも繰り返し出てくる。

“Post The Three-Body Problem: What Is Happening in Mainland Chinese Science Fiction?”(『三体』以後―主流中国SFでなにが起きているのか)と
“Is Cyberpunk Mainstream Now?”(サイバーパンクは今も主流か)も聴講した。

ワールドコンの雰囲気にも少し慣れてきた。オンライン開催では、回線が悪いと映像や音声が停止するが、複数のイベントを同時に聴講することもできる。多くの場合、録画はあるので後で見ることもできるが。ご飯を食べながら参加できるのも利点だな。スマートフォンで参加してBluetoothヘッドフォンで聞けば、他のことをしながら聴講することもできる。またDiscordの検索機能を活用すれば必要な情報を見つけることができる。

次の登壇予定はこれ。

その4に続く。更新通知を希望する方はメルマガ購読をどうぞ

]]>
https://YashimaYugen.com/events/international/cnz3/feed/ 0
新人作家がいきなりワールドコンに参加してみた2 ・拙作の朗読 https://YashimaYugen.com/events/international/cnz2/ https://YashimaYugen.com/events/international/cnz2/#respond Wed, 29 Jul 2020 10:18:48 +0000 https://YashimaYugen.com/?p=1761 続きを読む]]> 「開催前夜」から続く

7/29。今日は拙作の朗読をする。

CoNZealandの参加者はZoomやDiscordでイベントを視聴する。Discordは日本ではあまり広く使われていないがオンライン会議用のツールである。私はSFS(SFS (Sugoi Fushigi Show))や文芸カフェですでにDiscordを使用していたので親しみやすかった。

オンライン開催は一長一短だ。必要な事項は検索してすぐアクセスできるが、注意事項や手順が多くかなりややこしい。だがこの規模の集まりを初めてオンラインでやるのは大変だろう。物理的な大会参加では会場にいれば何かが見られるわけだが、オンライン参加では当然ながらアクセスしない限り何も起きない。

朗読開始50分前にZoomの参加リンクをクリックすると、会議の開始は明日の朝というメッセージが表示された。なかなか焦らせてくれる。事務局側での設定が正しくないようだ。結果的には時間通り始めることができたが。参加者が入室し終わるまでに3分くらいはかかる。

普通のセミナー登壇でも同じだが、語り、スライド再生、進行、聴衆の反応確認など、マルチタスクで様々なことに気を配ることになる。読んだのは「Final Anchors」と「天駆せよ法勝寺」の英語版。翻訳したてのほやほやである。朗読自体はまあまあうまくいった。

翻訳が出た中国語圏ならまだしも、英語圏ではまったく無名の私が朗読をしたところでどなたが来てくださるのかという自虐的疑問があった。だが予想より多くの方に来ていただき、作家と知り合うこともできた。

登壇側の注意点としてはチャットのメッセージに時々注意する必要があるということ。紹介したいリンクはチャットに貼り付けることでクリックしてもらいやすくなる。だがあまりリンクが多いと混乱させてしまう。紹介したい情報をリンク先でうまくまとめておき、読者がそこにたどり着けるように段取りを考えたほうが良い。

ニュージーランドとは3時間の時差があるためリアルタイムでの参加ではピークがずれる。一番人気がありそうなセッションは現地時間を基準にして配置せざるを得まい。だが録画を見れば同時に参加できなかったセッションも見ることができる。オンライン開催の大きな利点だろう。

その3に続く。更新通知を希望する方はメルマガ購読をどうぞ

]]>
https://YashimaYugen.com/events/international/cnz2/feed/ 0
新人作家がいきなりワールドコンに参加してみた1 ・開催前夜 https://YashimaYugen.com/events/international/cnz1/ https://YashimaYugen.com/events/international/cnz1/#respond Tue, 28 Jul 2020 05:27:14 +0000 https://YashimaYugen.com/?p=1751 続きを読む]]> CoNZealandは、ニュージーランドで開催されるSFファンの大会、ワールドコンである。5日間にわたりパネル・ディスカッション、朗読など様々なイベントが催される。このたび、筑波大学大澤研究室のご支援をいただいて参加することになった。SFS (Sugoi Fushigi Show)は、筑波大学の大澤博隆さん @hiroosa、同じく筑波大学の宮本道人さん @dohjinia、橋本輝幸さん @biotit、私による日本とそのご近所のSFを英語で紹介するYouTubeチャンネルである。私は海外のSFイベントには初参加だ。

高校の頃、私はニュージーランドに一年間留学するはずだった。ところが奨学金を頂くことができたので代わりにイギリスに二年間留学した。歩んでいたかもしれない別の人生のことを想像すると感慨深いものがある。またご近所であるオーストラリアを舞台にした話を書いたこともある。ニュージーランドに行くのを心待ちにしていた。それが残念ながらコロナ・ウイルスのためにオンライン・イベントになってしまったわけだ。

イベントはすでに始まっているが本格的な開始は明日だ。

全体として気になる点から述べる。まず「ワールドコン」なのだから、(私自身は特に困ってはいないが)英語の非ネイティブ・スピーカーに対する配慮がもっとあっても良い。これはマニュアル化して体系的にやらないと難しい。たとえばネイティブにしか分からないような言葉遣いを避ける。また自動翻訳をフル活用するなど。もしこれができれば参加のハードルを下げられより多くの国からの参加が見込まれる。

またオンライン会議形式なのでタイムゾーンを考慮しなければならない。よく確認せずにイベント登壇を引き受けてしまい、あとで朝6時から開始ということに気づいた。やれやれ。

私が登壇するのは以下の4つ。

  • Reading: Yashima Yugen (拙作の朗読)
  • “Terrain of the Heart: Landscapes that Influence Story”
    「心に残る地形―物語に影響した景観」
  • “Before and After Tolkien: Epic Fantasy”
    「トールキン以前と以後―エピック・ファンタジー」
  • “Intersection of Science Fiction and Technology in Japan”
    「日本におけるSFと技術の交差」

「日本におけるSFと技術の交差」はSFSのパネル ディスカッションであり、これが私としてのメイン・イベントのつもりだった。ところが、パネリストは自分の企画を提案する機会が与えられていない。提示されたトピックに対して参加するかどうかの返答ができるだけである。これはもう少しうまいやり方がありそうだ。事務局と掛け合い、関係者にお骨折りいただいて実現した。”Terrain”と”Tolkien”は私の関心と一致していたので悪くはない。まあ英語圏のTolkienファンにかなうはずもないが。

後で事務局からReading、つまり朗読の時間を取ったという通知が来た。拙作を朗読するのは少々時期尚早と考えていたのだが、結局することにした。”Final Anchors”の英訳は終えていたし、「天駆せよ法勝寺」第一章の英訳もかなり進んでいたからである。

開催前に英訳のほうは間に合ったので朗読の練習をした。何度か音読すると英訳の問題点に改めて気づいた。それだけでなく翻訳中に原文の問題点に気づくこともある。「天駆せよ法勝寺」は現在長編として拡張中である。英語と日本語を行き来しながら書くこのような「バイリンガル執筆」というスタイルには可能性を感じるので今後も試していくつもりだ。

その2「拙作の朗読」に続く。更新通知を希望する方はメルマガ購読をどうぞ

]]>
https://YashimaYugen.com/events/international/cnz1/feed/ 0