文芸カフェ 第9回「視点、人称、カメラ アングル、描写密度」(2020-5-16)

投稿日:

概要

文芸カフェは、いわゆる哲学カフェと似ていますが、文学・芸術・映画・海外ドラマなどに含まれるテーマについて語りあう、月に一度の集まりです。クリエイターと読者・視聴者の両方が参加し、それぞれの立場から対話します。

今回のお題

小説では視点や人称をどうするかは重要な問題です。一人称や三人称が一貫して使われていることもあれば、複数視点で複数の物語が進むこともあります。特殊な例として、『アラバマ物語』の主人公のスカウトは、少女時代のできごとを大人視点で(大人の語彙で)回想しています。

マンガや映画では、これは「カメラ アングル」の問題になります。ズームインして表情にフォーカスしたりズームアウトして風景を示したり。逆に、小説の中でのカメラ アングルを考えるのも面白いですね。

今回は前回に続いてオンラインでの実施です。特に紹介したい作品がある人は現物(紙の本の場合)、あるいは画像や動画のリンクをご用意ください。

文芸カフェでこれまで扱ったテーマはこちら

参加資格

予備知識は不要で、どなたでも参加できます! 学生も歓迎。SFや科学知識に詳しくなくても発言者が説明するのでだいじょうぶです。必要なのは好奇心だけ

参加申し込みはこちらから

基本ルール

文芸カフェでは国際バカロレア資格の「知の理論」科目も参考にしています。 グループとして合意に達する必要はありません。

文芸カフェでは、以下のルールを採用します。

  1. 異なる意見を尊重する。自分の考えを主張するだけでなく、他の人の意見から気づきを得ることが重要です。
  2. 自分の考えを自分の言葉で説明する。他人の引用だけでなく、自分がどう考えたかを説明しましょう。
  3. 参加者全員が理解できる、分かりやすい言葉で説明する。専門的な概念を使いたいときは必ず説明しましょう。

今後の予定

ゆうげんメルマガでお知らせします。関心のある方はご登録をお願いします。

コメントを残す